2006-07-11
禺画像]
JRの某駅構内で、手作り小物などの露店が出てたのでのぞいたら、
1個300円でこんなのを発見。
わかる?
半球体のガラスボールの舟に、繊細なねんど細工のロータス花さんが乗っている。
ガラスボールの直径は、3.5センチ。
いわゆる「浮き玉」の一種。
ガラスのお皿に水を張って、浮かべてみました。
まあ。涼しげ!!
と、思いきや、つりあいちゅうのは、微妙なもんですなあ。
青いお舟の方が、浮かせてしばらくすると、
ガツン!と裏向いて転覆するのです。
仕方なく、今はふたつのお舟とも、陸揚げされ、日干し状態。
でも、陸に上がってる状態の方が綺麗かもねー。
・・・と、ムシムシ暑い今日この頃ですが。
この暑苦しい上に、きな臭い、香ばしい香りがプンプンしている最近の日本国。
テレビをつければ、防衛庁長官と官房長官が、今までにない張り切り様で、
自衛隊の軍備増強と自衛的先制攻撃を叫んでいる。
実際、すでに検討されてた増強案が、今回の「危機」を背景に前倒しで実現されたようだし、
日本の政府が、ここまでハッキリと、
敵対国を名指しし、躊躇なく相手への攻撃(=敵基地攻撃)を宣言するのは、
私が生まれて物心ついてから、初めてだと思う。
けれど、小泉政権が誕生して以来の日本の行動を見ていたら、何の驚きも無いのも確か。
結局、アメリカに向けてのデモンストレーションではないか?
日本に対してのメッセージではないんじゃないか?
と、その真意がいまだハッキリしていない、北朝鮮のミサイル乱射事件に乗じて、
ここぞとばかりに軍備増強・先制攻撃を正当化してはばからないような政府を、
日本国民が望んで、ここまで丹誠こめて育ててきたんだから。
(溜飲を下げて見ている約半数の日本国民のみなさま。
みなさんの思惑通りにコトは運んでいるようですね。)
今もう消えてるけど、数日前まで、Yahooのトップページに、
『日本が攻撃されようとしている時、敵基地を先制攻撃することを認めますか?』
みたいなVOTE(投票)コーナーが設置してあって、結果をのぞいてみたら、
80パーセントくらいの人が、『攻撃してよい』に投票していた。
ちょっと怖くて笑いました。
この、「自分の目の前1センチくらいのことしか考えず」にポチッて投票した人、
何人くらいいたのかしらん?
この調子で、『そうだそうだ!北○○をやっつけろ!!』と叫ぶ人、何人いるのかしらん?
よく、「戦争絶対反対派の人間は、敵に攻撃された時、やり返さないのか?」という
「戦争やむなし派」からの反論があるけど、私個人としては、
こちらに非が無いのであれば、やり返さずに、国際社会の裁きにゆだねるべきだと思う。
その間に、自分が死ぬとしても、最小限の被害で済む方法を支持したい。
「じゃあ、目の前で家族が殺されるのを黙って見てるのか!」って、
「戦争やむなし」の人は言うでしょうけど、
家族を殺した人間を私が殺せば、その家族がまた私を殺しに来る。
戦争は終わらず、憎悪の連鎖だけがどんどん大きく広がって行く。
戦争を始めるのは、個人ではない。戦争を始めるのは、国だ。
それなのに、戦争は、個人の憎悪の感情を推進力に、大きく深くなっていく。
国民は、国に踊らされてるだけだ。バカバカしい!
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